前回の続きです。
ホットキーエディタの右エリア、基本的には「キーボード」ですが、キーボードタブの横に「ランタイム コマンド エディタ」タブがあります。
ここでなんかスクリプトを書いて、登録して、左エリアでキーコンビネーションを登録しましょうというフローです。
スクリプトを書いて登録するとき、名前は「_(アンダースコア)」で開始される必要があります。そうじゃなかったら警告されます(▼)。カテゴリ・サブカテゴリによる仕分けもできます。MELでもPythonでも可です。
登録してみたところ。やんわりと不安になる日本語のかほり。
登録できたら、左エリアのリストを「Custom Scripts」に切り替えます。そこから当該スクリプトを選択すると、右のエディタ内に表示されるという感じでビューアー代わりに使います。編集とか削除とかできます。
保存したスクリプトは、prefsフォルダ内の「userNamedCommands.mel」に記載されます。これでホットキーに割当可能になるそうです。スクリプトの実態は「userRunTimeCommands.mel」というファイルに書き込まれてます。
userNamedCommands.mel内で使われている nameCommand コマンドについては >
http://help.autodesk.com/cloudhelp/2016/JPN/Maya-Tech-Docs/Commands/nameCommand.html
userRunTimeCommands.mel内で使われている runTimeCommand コマンドについては >
http://help.autodesk.com/cloudhelp/2016/JPN/Maya-Tech-Docs/Commands/runTimeCommand.html
runTimeCommandといえば、Mayaインストールフォルダのstartupフォルダ内に置かれている「defaultRunTimeCommands.mel」でもふんだんに使われていますね。
(ファイルサイズで言えばHyperShadeよりもデカイMELです。。。)
ランタイムの作成について
公式オンラインヘルプではこちら
http://help.autodesk.com/view/MAYAUL/2016/JPN/?guid=GUID-2B2BE446-D622-4274-80FC-2A5EF7D87C5C
ついでに。
ホットキー設定自体は「prefs」フォルダ > 「hotkeys」フォルダの中に
「userHotkeys_{ホットキー設定名}.mel」というファイル名で置かれます。
中身はこんな感じ。
ショートカットで実行されるコマンドの名前は、自作のランタイムだと「_」で始まるので見分けやすいですね。
その中で使われているコマンドは以下
hotkeySet
http://help.autodesk.com/cloudhelp/2016/JPN/Maya-Tech-Docs/Commands/hotkeySet.html
hotkey
http://help.autodesk.com/cloudhelp/2016/JPN/Maya-Tech-Docs/Commands/hotkey.html
hotkeyCtx
http://help.autodesk.com/cloudhelp/2016/JPN/Maya-Tech-Docs/Commands/hotkeyCtx.html
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