2015/08/13

InDesignメモ[2] : シンタックスハイライト(正規表現スタイル)


新刊づくりの思い出を忘れまいとするInDesign Tips 2回目。
前回はこちら

コードをそれっぽく彩るシンタックスハイライト、どうやってやるのが楽かなーって思うんですが、正規表現スタイルっていうのを活用してみようと思いました。




やりたいことはこういうこと
http://alexgorbatchev.com/SyntaxHighlighter/manual/demo
こちらの「Result」にあるようなことが出来たらいいですね。っていう。


この機能、英語では GREP Stylesと呼ばれているようです。
海外情報を探したいときに、普通に「indesign regex style」とか検索しても、トップには日本語情報ばかりが来て????ってなりました。
GREP Styles と検索しましょう。

チュートリアル動画だと、これがちょうどプログラミングに関連する内容を例にしていていいんじゃないでしょうか。
Formatting Text with GREP Styles
https://youtu.be/I-OLyUDKOwA
2011年のでUIが違いますが。

どうやるの

正規表現スタイルは、段落スタイル内で仕込みを行ないます。
事前に、シンタックスハイライトに使いそうな色などを文字スタイルとして用意しておき、「段落スタイルの編集」ウィンドウ>「正規表現スタイル」セクション へ。
あとは「新規正規表現スタイル」クリック→使いたい文字スタイルを指定→見つけて欲しい文字列(正規表現)入力

これを繰り返すだけです。
……だけって言っても、あるプログラミング言語全域に渡って装飾しようと思ったら、かなりの項目数になる訳ですが。

SyntaxHightlighterのGithubには、各言語ごとの設定が「brush-○○」という形で用意されているので、
なにをハイライトするべきかはこれを参考に検討するといいと思います。
(ここから正規表現自体を流用することもできると思いますし)
https://github.com/syntaxhighlighter


ワンポイント - @メニューの活用



「テキスト」欄を選択すると、その右側に[@]メニューが現れます。こちらから正規表現のプリセットを呼び出せるので、あれのときはどう書くんだったかな?っていうときに非常に役立ちます。

とはいえ、入り組んだ上限を指定しようと思ったらやっぱり書き方自体は知っておいた方が良いと思いますが。
入り組んだ内容じゃなかったらだいたいこれで事足ります。

Microsoft社のこちらのドキュメント(▼)が端的にまとまっていていいんじゃないでしょうか。検索結果トップですし ←

正規表現の構文
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/Cc392020.aspx



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特設ページ > http://circleqtvol4.tumblr.com


また、冒頭の画像は最新刊ではなく既刊のものです。
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こちらもぜひどうぞ〜

■ InDesignメモ 1〜4


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