2015/09/24

InDesignメモ[4] : 特殊文字、分割文字

vol.4を作りながら学んだことの一つに『特殊文字』があります。
「あ」〜「ん」とか「1〜0」「a〜z、A〜Z」、漢字、等々文章表現に使う文字以外の、文中でなんらかの機能を発揮する文字です。もちろんその文字自体は印刷もされません。

普段から使っている特殊文字の筆頭は、やはり「改行」「タブ」でしょう。InDesignにはそれ以外にも多数の特殊文字が備わっています。

よく使った特殊文字、分割文字を紹介したいと思います。


「特殊文字の挿入」メニューは、「書式」メニューの中にあります。
書式メニューは縦に長いですが、下から5番目にあります(ver 2014.1時点)
「記号」「マーカー」「ハイフンおよびダッシュ」「引用符」「その他」のサブメニュー以下に各項目があります。
「分割文字の挿入」メニューは特殊文字の二つ下にあります。

ページ番号

ページの番号を代入してくれる特殊文字です。
マスターページに配置して、それを実際のページに適用して使います。
図はマスターページでの様子。ページ番号は代入されないため、「A」と表示されてます。
(どうでもいいですがYosemiteのスクリーンショット、領域指定のにするとフォーカス位置が消えちゃうんですね。撮影時は「現在のページ番号」にフォーカスしてました。)

ここまでインデント

「ここまでインデント」文字は、段落の第一行目の任意の位置に打っておくと、それに続く行の頭がそこに揃います。一行目だけへこませる「一行目インデント」の逆の、一行目だけ出っ張らせるアレが出来ます。(ほかにも方法ありそうですが)
文字の見た目は「†」←コレですね。
また念のためではありますが、別の作業者にデータを渡す場合には、見落としの可能性も出て来ますので、ちゃんと共通認識を作っておいてから運用するのが良いと思います。
ショートカットは「cmd + \(¥)」。ショートカットが割り当てられていることからも分かる通り、人気の機能なのだと思います。

改フレーム

分割文字です。文章の途中でも、強制的に次のフレームから開始になります。これを打たないと、テキストフレームのサイズ調整で原始的に改フレームするはめになるので、文字数が増減する状態でのレイアウトが面倒なことになります。要所で打っておけば安心。ただし、打ち過ぎてもそれはそれで「なんでここから先流れてくれないの?あっ」みたいなことになりがち。

強制改行

行の途中でも、折り返しと同様「行がいっぱいになったので改行」な状態を再現します。段落の揃えを均等配置や両端揃えにしているときに顕著に効果が出ます。



InDesignメモ、今回で4つになりましたが、vol.4時点までで得たスキルはここまでです。
他にもこれ系で便利なのってあるんでしょうが、それらはまた、身につけた機会に。
(そろそろCG寄りのポストもしたいし、というのもあります)

作例としてスクリーンショットに登場しているのは今年夏の新刊「萌えるCG読本plus」です!(ダイマ)
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■ InDesignメモ 1〜4



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