2015/08/10

【C88】新刊詳細です


Circle QtのC88新刊、『萌えるCG読本plus』についてのお知らせです。
前作vol.3のときもやったのですが、全ページサムネイルを用意しました。

それにあわせて各記事・内容ごとのちょっとしたコメントも付記しておりますので、気になっているけど中身が分からんとなーという方は是非雰囲気だけでも。また常連さんの方は、今年はこういう感じね、などとニヤニヤしていただければと思います。



まず全体のサムネイルはこちら(▼)
3608x2078, 4MB

今回、参加者17名(イラスト11名+テキスト6名)とインタビュー・座談会2件、計 本文112ページとなりました。前作vol.3が82ページですので、ほぼvol.3にvol.1を足したくらいの量になりました。(実は、vol.3でやりたくて果たせなかったことの一つに「100ページ越え」というのがあったので、ついに達成!という感じです)

なかみについてです。
ざっくり分けるとこんな感じ。


まず擬人化イラストパートですが、
トビラには今野隼史さん(@frontierpub)。最近いろいろなところで大活躍中ですが、Photoshopさんでご参加いただけました。また、初参加つながりではLeeさん(@leedoppo)、またvol.3のあとにイラスト本「vol.3.1」を作ったんですがそこに参加していただいて、メジャーバージョンでは初参加の寝る夫さんくれはさん。さらにvol.1以来の登場の東山翔さん、表紙の平さん「今年も来たか……」って感じでシリーズを伴走してくださった愉快な仲間たち……a-kさんぬさかさん超振動ツトアパイセンmuさんふるきちさん。ありがとうございました、良い本になりました。
今回のイラストパートではちょっと仕掛けをしてまして……これまでは参加コメントをいただいてたんですが、今回は「できたら制作途中の画像も」とお願いして(用意してくださった方、大変お手数おかけしました(汗))、メイキングページを組んでいます。これはページを組んでいても非常に楽しくてですね。作りながら何考えてるかっていうのを知るのが本当に大好きなので、主催の趣味として(笑
また、いろいろな人の描き方の違いみたいなのがなんとなく見えるのも、面白く読んでいただけるかと思います。
なおツトアさんは今回もほぼiPad作画の模様。


テキストパート、トップバッターはmomo_gさん(@mono__g)の群衆記事。
Mayaのプラグイン Miarmy の無料版を使っての解説です。100人のUnity-Chanさんが走ったり転けたりします。
成果物を動画としてあげていただいているので、まずはこちらをお楽しみください。
やはりポイントは三本目かなと思います。これぞモブの正しい使い方というか! <叱られるぞ

Unity-chan avoid the trap - vimeo / Youtube
Unity-chan in the sky - vimeo / Youtube
Unity-chan charge the crowd- vimeo / Youtube


つづいてはデザイナー有馬トモユキさん(@tatsdesign)インタビュー。
創作というか創造的な仕事に携わる全ての人に読んで欲しい良書「いいデザイナーは、見ためのよさから考えない」の著者さん。これを拝読したタイミングで、実は自分が最近読んだSFのほぼ全ての表紙がこの方によるもの、という全く別方向からのパンチをくらって、これはもうお会いするしか無いと勝手に確信。非常に楽しいお話を沢山伺えましたし、その断片に「いいデザイナーは、見ためのよさから考えない」の補足がのぞくようなシゴトになったかなと思います。
今回の本で一番長い記事になりました。でも大丈夫、ちゃんと面白いはずなので、きちんと読めば長いと感じずに読めると思います是非どうぞ。
ちなみにタイトル画像は、インタビューさせていただいた喫茶店の向いの建物です。


mokoさん(@moko_03_25)の「ゲームCGの基礎 PBR編」は、物理ベースレンダリングに関する基礎的な知識をコンパクトにまとめてくださってます。
vol.3でも少しUEについて触れていただいてましたが、今回も、知識的なところを解説したあと「UEでは〜〜」という補足が併記されるなど、ライトながらもありがたいドキュメントになってます。
記事冒頭で触れられている内容から、続編への展開も期待されますw




Blenderでのコンポジット記事を書いてくださったのは、“CG界の百万回生きた猫”ことHayashihikaruさん(@hayashi_cg)です。Blender、なんでも出来るんですが、なんでも出来るがゆえに全方位をしっかり解説した本はなかなか無いし、しっかり取り上げようと思ったら3DCG的にメインなところ(アセット作り→アニメーション→レンダリング)が主になるし……であまり取り上げられてないBlenderコンポジットですが、いやいやけっこういけるんですよ、という記事。基礎的な内容をじっくり解説いただいてます。


今回の『取材枠』その2。
なぜこんな薄い本に取材枠が二つもあるのかっていう。(どちらもやりたかったからですね……)
国内外でご活躍されているエフェクトアーティスト 菊地蓮さん(@puton)と愉快なエフェクトアーティストたちによるエフェクト談義。三者三様のエフェクトアーティストさんといろいろ喋りました。馬肉を食べながら。もちろんエフェクトとかHoudiniとか絵作りとかの創作論的な内容もありますし、それぞれのバックグラウンドごとの経験談など話題は多岐に渡り、なんの偶然か有馬さんインタビューで出て来た話題とちょっぴり呼応するような箇所もあって、両方読まれるとまた違った味わいがあるかもしれません。
商業誌ならまず許されない文字ばっかりの空間が続きます。せめて馬肉の写真でも撮っておくんだよ自分、と小一時間(ry



YUJIさん(@eight_hiro)のHoudini記事、今回はHoudiniの中でもマイナー(?)機能かも知れないCHOPについて。
音声ファイルの波形を活用したり、シミュレーション結果をベイクして調整したりという話題。これまで三本書いていただいてますが、回を重ねるごとに高度な内容に踏み込んで行っている感じがします。
まるで上の記事の反動かのように画像たっぷりでお届けしますよろしくどうぞ。


ねるてんさん(@nelten3)の料理記事。前回よりも一歩踏み込んだノードネットワークによるパスタレシピです。実は前回の当初お話していただいていた内容を含んでいる感じがあり、まさに正統続編といういでたち。
ノードのグループ化(a.k.a Gizmo化、ネスト化)による“アセット化”という考え方が、今回の料理のポイントです。お腹が空きます。



最後は今回の別角度からの目玉、『エナジードリンクとの上手な付き合い方』薬剤師の方に書いていただきました。
ただし、先に書いてしまいますが、一番大事な内容は結局「(体調が整ってないときにエナジードリンク飲んでも効果無いので)『食事』『睡眠』『運動』を大切に」という、そんなこと分かってるわw なところに落ち着きます。
そこは普遍的な内容であり、それ以外の魔法が書かれている訳ではありませんが、エナジードリンクに関連する知識としてふむふむと読んでいただき、頭の片隅におきつつエナジードリンクを供していただければと思います。
ちなみに記事冒頭と記事末に載せているエナジードリンクたちは、ほんとは「エナジードリンク図鑑」めいたものを企画していた名残です。もちろんそんなことしていたらページ数がさらに増えて、落とすことになると思ってやめました(笑?


……いかがでしょうか。読みたくなっていただけたら幸いです。
これまでで一番愛せる本になったと思います。(定番。もちろん前回もそう思いました(笑))
参加してくださった皆様、あらためて本当にありがとうございました。
また、なんと既にご注文くださった(!!)方、めちゃめちゃありがとうございます。
この記事を読んで、C88当日立ち寄ってみようと思われた方、ぜひご挨拶しましょう。
一説によると、当日はYUJIさんねるてんさんがおられます。



駅と「み35」の位置関係はこう(雑 

当日 西1ホール み35a は、右はりゅーかさん(@okiyama)のAE本、左はSilveさん(@silve_sa)のElement3D v2本に挟まれた、なんかそれっぽい系3連続となっています。ご来場予定の方は、そのあたりもお楽しみください。

あ、三日目、8/16(日)です!

特設ページ:http://circleqtvol4.tumblr.com
BOOTH:https://circleqt.booth.pm
vol.4 - https://circleqt.booth.pm/items/124943
1-4セット - https://circleqt.booth.pm/items/125301


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