忘れないうちにメモ。
Twitter アカウントは
https://twitter.com/aecg_off
イベントの参加受付にはATNDが用いられていました
https://atnd.org/events/67935
参加者数は、129人 / 140人(キャンセル31人)
会場は、立命館大学充光館地下のシアター a.k.a 学園生活部
Youtube Liveで配信されていたのですかね?
https://youtu.be/IJN5y47C4eY
受付の円滑化のため、ATNDページには「参加者欄の参加者番号を覚えておきましょう」とのメッセージが掲げられていました。ただ、これを直前に確認しようとしたところ、どうやらスマホ仕様ページには番号は表示されないようでした。ATNDサァン...
迂闊でした。
直前まで、台風が来るか来ないかみたいな状況だったのですが、当日は見事な快晴。暑かったですね。
ちなみに台風はワープメッシュでコースを反らされたとの見方が有力なようです(笑
会場入り口の写真(▼)
ここには夢がちゃんとある〜♪
以下、各セッションのメモ・感想など
クリエイティブに出会いを求めるのは間違っているだろうか
by nokir™さんクリエイティブ・コモンズライセンスをもっと活用しようゼ!というお話でした。
2015/07/15 に4.0日本語版というのが公開されたところ、というタイミングでの鮮度の高い話題。
CCライセンス・バージョン4.0 日本語版の公開
http://creativecommons.jp/2015/07/15/ccライセンス・バージョン4-0-日本語版の公開/
同ライセンスにどういった種類があるのかについて、
また、「クリエイタにも分かりやすくした説明」と「法律家のための詳細な説明」の二種類が用意されていてフレンドリーにしてあるということがわかりました。
(公式サイトで言う所の、前者が「コモンズ証」後者が「リーガルコード」。
これらは数種あるCCライセンスそれぞれに用意されています。
普段われわれはコモンズ証を参照すればよいということですね)
特に印象強かった内容は「改変禁止ライセンスは、他の映像や音楽と合わせるだけでもダメ(改変にあたる)」という点でした。
例えば、楽曲として一切手を加えていないけど映像のBGMとして使った、というケース。これも、「改変にあたる」ということらしいです。
完全に勘違いしていましたー
もう一点。
とはいえ「クリエイティブコモンズで公開している人は、そもそも(意向に沿う限り)作品を使って欲しいと思って公開している」ので、使い方について懸念があれば、直接交渉してみる価値はあるというのは、ナルホドでした。
登壇者nokir™さんによれば、それによってよりよい条件で作品を使うことができたとか、コラボや新しい人脈につながったとのことで、
これがこのセッションのタイトルにつながっている模様。
1 分クッキング~ Vigoro と、GEOlayer のスクリプト風~
by 河原秀樹さん著名なプラグインソムリエ 河原さんによるセッション。
TKGの作り方解説ムービーを作例に、そこに使われたAEスクリプト、プラグインの解説でした。ちなみにセッション名は「1分クッキング」ですが、実際には動画は1分半になってしまったとのことでした(笑
タイトルにはVigoroとGEOlayerの二つ掲げられていますが、TKGムービーにはそれ以外にももちろんいろいろ使われていて、色々あるなーと感嘆するばかりでした。ソムリエすごい。
個性の強いスクリプトやプラグインは、工夫して使わないとすぐ「Vigoroってるなー」「GEOってるなー」となりますが、それも組み合わせ次第であるし、
たとえ「◯◯ってるなー」ってなろうとも、目標を最短で攻略することでより創意工夫など時間を割くべきところに割けるようになる、というのは大事なお話だなと思いました。
あと気になる海外のスクリプトやプラグインがあれば、FlashbackJapanさんに言うとなんとかなることが多いそうです。
あと京都河原町にある河原さんの事務所に出かけると、もれなくいろんなプラグインを体験出来るという名の仕事の手伝いをさせられてくださるとかなんとか(笑
PROJECT HAL
by PROJECT HALさん「量産機になるな」CMのメイキングでした。
監督に白組の方、メカデザインにフリーランスの方を据えて、実制作はHALの学生の方々という体制。HALのCMとしては初?久々?とのことでした。
Allegorithmic Substance Painter 楽しそうだなーって思いました。
曰く「サブスタンスはゲーム系と相性がいいツールなので、設定もPBRで、メンタルレイやV-Rayなどと比べて項目数が少なくて良い」とのことでした。はぅ……
当該CMは、キャッチコピーが話題になっていたのは知っていますが、残念ながら見たことはありませんでした(笑
Octane Renderで心をぴょんぴょんさせる
bt TheRinShikiさんGPU レンダラ Octaneの解説。
高速にレンダリングされる様子を実際に目の当たりにして、非常に心がぴょんぴょんしました。
レンダービュー上をクリックしてピントを合わせるのなんか超使いたい。
またHDR Light Studioの解説も込みで、こちらも話に聞いたことはあったものの、実際操作している様子を見るのは初でした。楽しそう。。。(それにしても、想像以上に良いお値段(汗))
どちらも、「本体」と「各ツールをつなぐプラグイン」を別々に売っていて、上手にお買い上げくださいという構成。
余談ですが、GPUレンダラのほとんどはNVIDIA製GPU上で動きます。
AE ✕ CINEMA 4D テクニック・モーショングラフィックあれこれ
by スズキモトノリさんiPhoneで撮った映像をC4Dでトラッキングして、某イカTPS風のインクを飛ばしてAEで合成、というフローを俯瞰して解説してくださいました。+参考、情報源にしているサイトなどなど。
サクッととはいえ制作フロー全域を実際に眺められるのは嬉しかったですし、
なによりしゃべりが面白く、楽しいセッションでした。
当日探してみるといいかもとおっしゃってたチュートリアルはおそらくコレ
Creating 2D Cartoon Style Splats in Cinema 4D (by eyedesyn, 18min49sec)
http://www.eyedesyn.com/2015/05/28/creating-2d-cartoon-style-splats-in-cinema-4d/
作例の作法
by BakaAfterさんAE界に燦然と輝く巨星 BakaAfterさんのセッション。
とにかくindexを含んだexpressionを組んだあと cmd + d を気がすむまで押せばいいのだな、ということが分かりました(錯乱
公開されている作例たちに取り組むにあたってのデメリットのくだりが非常に心強かったです(「不毛な結果になることがある」→「そもそも収穫を求めていないので問題無い」、「レンダリング時間が長大になることがある」→「自分が計算するわけではないので問題無い」(いずれも大意))。
……などと供述しており……
また質疑応答では「やめようエフェクト差別」という格言の直後に「ガウスブラー。あいつはダメだ」とおっしゃられる展開があり、その瞬間 その日の心のボルテージは最高潮でした(個人の感想です)
Silveさんの夏の新刊 E3Dv2本にも参加されるご様子、
そこでの作例もまた楽しみです。
ThinkingParticles 初めてみました!!
~この夏パーティクル系女子とワンチャンある!?~
by VAVAさん & TSOさんC4D StudioのThinkingParticlesについての解説。
パーティクルやシミュレーションは大量の物体/複雑な現象をいかにスマートに制御するかということで、課題解決のための様々なアプローチがあるわけですが、ThinkingParticlesは3dsMaxでのプラグインのほかC4D StudioへXpressoノードの形で提供されている模様。
もっと密な統合へ向けて進行中なのか、それともThinkingParticlesの概念がそうなのかはわかりませんが、最初のノードを組んだりはスクリプトでサポートした方が仲良くなれそうな印象でした。Maxではどういう感じになっているか、気になってきちゃいますね。
いまのところC4D Studioに触れる機会はないんですが、Part/Sim系は百花繚乱な昨今ですし、その一角の様子を観れたのは刺激的でした。
あとモテるためにはどうパーティクルを飛ばせばいいのか
という大変にメッセージ性の強いセッションでした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
全セッション終了後には参加者プレゼントや、FlashbackJapan様からの「Sapphire学生版1年間無償」発表などがありました。
学生向けの無料制作環境、どんどん充実しますね。
さらに来年春には、当イベントの拡張版とも言える勉強会「INDUSTORY2016」が開催されることが発表されました。
楽しそうです。
industory2016
https://twitter.com/industory2016
0 件のコメント:
コメントを投稿