ちょっとpythonのイイトコロを紹介してみたいと思います。
優れている!素晴らしい!というよりは、
まぁmelと比べればこういうところが違ってくるかなという点です。
なんと、
コマンドラインで計算ができるのです!(ドヤー(?)
mayaメインウィンドウ下部の、短いコマンドをパパっと実行するときに便利なコマンドライン。
「MEL」と書いてあるところをクリックすれば「Python」<-->「MEL」を切り替えられることは紹介しました。
ここに例えば「2+2」などと入力してみます。
はい、そうですよね。
叱られてしまいました。見事にシンタックスエラーです。
なんとなく「これくらいの式それとなく計算してくれたっていいじゃんケチ」とも思うのですが、
melからしてみたらそもそも「2」ってなんなんだ「2+2」だけ言われてもそれをどうしろってんだって感じです。
では、pythonに切り替えて性懲りもなく。
すると…
なんと結果は4だそうです!
ちゃんと計算してくれました!ありがたいですね!
このように、四則演算の計算式を投げれば、計算して返してくれます。
+-*/(加減乗除)の他に、**で累乗(二乗とか四乗とか)や%で剰余(割り算の余り)に対応しています(もっとほかにもいろいろあります。気になる方は python 演算子 で検索してみましょう!)。
ただし気を付けなければならないのが以下のような場合です。
まさかの「5/13=0」です。
そんなわけない感じの答えが返ってきました。
vol.1の型のところで解説しましたが、この場合では5も13も int として扱われています。
整数値、すなわち小数点以下は考慮されない状態で計算がおこなわれたため、
0.~~~以下は省略されてしまったのです。
この場合は、以下のようにします↓
5.0/13.0
…のように、「小数ですよー」 と明示して記述してみます。
するといい具合に計算してくれました。
どちらかでも小数であれば大丈夫なので、5/13.0でも5.0/13でも可です。
このようにpythonでは、melと比べて気を効かせてくれる、解釈してくれる部分が多く
(例えば変数をつくるときも、型を宣言する必要はありません)
より複雑なこともよりすっきりスマートに実現してくことができます。
さしあたってこのコマンドラインからぱぱっと計算できることを覚えておけば、
飲み会の割り勘もmayaを起動しておけば大丈夫です(キリッ
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