そちらのUIの紹介を踏まえたうえで進めたいと思います。
ちなみにHDRIの作成方法については
こちらの解説がありがたいです。
自主制作のための簡易HDRIの作成 @ CGcompo
http://cgcompo.blog134.fc2.com/blog-entry-54.html
「自主制作」「簡易」とのことで
精度がーとは書かれているものの、
日本語ソースでHDRIを自分で作る流れを俯瞰できるものとしてはほとんど唯一かと。
素敵な記事に感謝。
…そんなこんなで、HDRIを用意したとします。
ダウンロードしてきたフリーの何がしかでもいいです。
ここではこのような、
抽象化した?HDRIで練習します。
似顔絵における「へのへのもへじ」相当のものだと思ってください(笑)
概要としては、
「空が、てっぺんが0.1→水平線に向かって0.3」
「地面が、水平線が0.1→撮影地点直下が0.5」
「太陽が、0.0→8.0の円形グラデーション + 真ん中に 16.0 の点を書き足し」
となっています。
明らかに太陽の値が足りません。ので、加工しましょうという趣旨です。
■太陽の位置確認
太陽あたりを模倣している円形グラデーションですが、
中心に向かって値は増加しているものの、1を越えて以降は表示上は「白」に過ぎないので
まあ単なるおっきな白丸です。
もちろん、中心の16.0という値も、どこにあるのか目視できません。
大体のHDRIでも、太陽付近は白く飛んで見えるはずですが、
太陽の値は、太陽本体の位置だけに追加する必要があります。
ウィンドウ左下の「32bit露光量」スライダを、左に振ります。
露光量がしぼられますので、太陽の芯が見えてきます。
芯が分かる程度に絞ったら、
目安としてガイドを持ってきておきましょう。
露光量スライダを戻しても太陽中心の値を調べやすくなります。
■露光量調整
太陽を円形マスクで囲み、「露光量」調整レイヤーを追加。
露光量を「+2」すると4倍、「+3」だと8倍の値になります。
(もとの太陽が16なので、それぞれ64、128になります)
これで、太陽の調整を行う準備が出来ました
あとは .hdr で書き出し、3DCGツールで読み込んでレンダリングしつつ、
別途撮影しておいたリファレンス球体の陰影にあわせていけば、
よりよいHDRIに一歩近づくのではないでしょうか。
ざっくりこんな感じ(▼)
太陽の明るさ = 16.0 |
太陽の明るさ = 1024 |
※どちらもVrayDomeLight使用、BruteForce-BruteForce、Progressive 3min
…あとは、
太陽の位置さえマスク出ししてしまえば
Photoshopを離れてMayaなりなんなりでノードグラフ組んで調整、
ということもできそうですが。試してないです(ぁ
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