インストールしたてだと日本語UIで起動されるので居心地が悪いですが、
Wondowsだと環境変数書き換え、
OSXだとplistを書き換えることで対応できます。
(OSXでもplistじゃないところでの切り替えってあるんでしょうか…?(´・_・`))
(20140809追記:初期設定の書き換えは defaults を使うそうです!うーんなるほど
> 「OSXの固有コマンド」)
plist(Property List)はOSXでのユーザー設定ファイルです。
/Users/{user}/Library/Preferences/に置かれるplistの多くは
Converted Binary Plist
というもので、
xmlで書かれているplistとは違ってバイナリなためエディタで開いても「……」です。
人間に優しくありません。
今回書き換えたい「com.autodesk.Maya.2015.plist」も、これです。
バイナリ版plistを扱うために、「pluti」というコマンドラインツールが用意されています。
(OSX 10.2から用意されたようです)
ターミナルを起動して
plutil -help
でヘルプを見てみましょう。
以下のような感じ。
plutil -help plutil: [command_option] [other_options] file... The file '-' means stdin Command options are (-lint is the default): -help show this message and exit -lint check the property list files for syntax errors -convert fmt rewrite property list files in format fmt is one of: xml1 binary1 json -p print property list in a human-readable fashion without attempting to convert the actual data (not for machine parsing! this 'format' is not stable) There are some additional optional arguments: -s be silent on success -o path specify alternate file path name for result; the -o option is used with -convert, and is only useful with one file argument (last file overwrites); the path '-' means stdout -e extension specify alternate extension for converted files -r if writing JSON, output in human-readable form -- specifies that all further arguments are file names
plistのパスを与えると、文法チェックしてくれたり、中身を読んでターミナルに表示してくれたりもします。
今回の狙いは「-convert」。
これを使って、バイナリなplistをxmlにします。
こういう感じ
plutil -convert xml1 /path/to/preference/some_app.plist
これで、与えたplistがxmlに書き換わります。
ヘルプによると、変換フォーマットとして「xml1」「bnary1」「json」が指定できるとのこと。
ファイル書き換えじゃなくて、とりあえず読めればいいんだけど、
という場合には2種類の方法があります。
まずは「-p」オプションを使う方法。
plutil -p /path/to/preference/some_app.plist
これを使うことで「human-readable(※helpの言)」にしてくれるとのこと。
なるほど読める! |
それから、書き換え同様 -convert を使いつつ、出力をファイルじゃなくてターミナル(stdout。標準出力。)にする方法。
同じ -convert でも、変換結果をファイルに出さない=ファイル自体は書き換えないという挙動になります。
plutil -convert xml1 -o - /path/to/preference/some_app.plist
「-o」 というオプションで出力先を指定しますが、そこでファイルパスではなく「-」とすることで、
出力先が標準出力になります。
(なので、 - ではなくファイルパスを与えれば、そのパスへ変換されたplistが書き出されます。
今回は
plutil -convert xml1 /Users/{user}/Library/Preferences/com.autodesk.Maya.2015.plistでxmlなplistに変換し、
図のように言語がEnglishになるように指定しました。
最後に、
plutil -convert binary1 /Users/{user}/Library/Preferences/com.autodesk.Maya.2015.plistで元に戻して作業完了です。
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